操作解説
Olme の使い方
macOS の 2D CAD「Olme(オルメ)」の操作を、機能ごとにまとめています。アプリ内のヘルプ(メニューの ヘルプ > Olme ヘルプ、⌘?)には要点だけを置き、詳しい手順はこのページに載せていきます。機能ごとの解説記事と操作の動画は、該当する項目に順に追加します。
基本の操作
コマンドの選び方と、マウス・キーボードの使い方です。最初にここだけ押さえれば作図を始められます。
- コマンドを選ぶ 左のツールパレット/メニュー「作図」「修正」/単キー
単キーは 1 文字でコマンドを切り替えるキーです(例: L で線)。割り当ては、ヘルプ(⌘?)の「ショートカット早見」と 設定 > ショートカット で確認・変更できます。
- クロックメニュー キャンバス上でボタンを押したまま少し動かす
マウスを動かす向きだけで、主要なコマンドへ最短で届きます。割り当ては 設定 > クロック で変えられます。
- 点を指示する 左クリック=自由点/右クリック=読取点
右クリックは、近くにある図形の端点・交点などの既存の点を拾います。
- 数値で入れる コマンド中にそのままキーボードで打つ
カーソルの横に入力欄(ダイナミック入力)が開き、長さや角度を数値で指定できます。
- 拡大・縮小 左右両ボタンでドラッグ/ホイール/⌘+ ⌘-
両ボタンドラッグは向きで動作が変わります(右上=全体、左上=縮小、右下=範囲を拡大、左下=前の倍率)。⌘0 で全体表示、⌘9 で前の倍率に戻ります。
- 画面を動かす 中ボタンドラッグ/右ドラッグ/⌥+ドラッグ
- 元に戻す・やり直す ⌘Z/⌘⇧Z
メニュー「編集」には、戻す操作の名前が表示されます。
作図
メニュー「作図」のコマンドです(ツールパレットの「作図」の欄にも並んでいます)。
- 線・連続線・2線
2線は、基準にした線から決めた間隔で、平行な 2 本を同時に引きます。
- 円・円弧・楕円
円弧は、円のコマンドで「円弧」にチェックを入れても描けます。
- 矩形・多角形
- ソリッド・ハッチ
ソリッドは面の塗りつぶし、ハッチは閉じた範囲への斜線などの模様です。
- 曲線
JWW 形式には曲線を表すデータがないため、.jww に保存すると細かい直線に分割して記録されます(見た目は変わりません)。曲線のまま残したいときは DXF で書き出してください。
- 文字
文字の大きさ・間隔・色は「文字種」1〜10 で決めます(設定 > 文字。図面ごとに保存されます)。
- 寸法・引出線
寸法の矢印・小数の桁・色などは 設定 > 寸法 で決めます。
- 画像 ファイル > 画像を挿入…
PNG・JPEG・BMP・GIF・TIFF・PDF を図面に貼り付けられます。スキャンした図面を「下絵」にして、既知の寸法 2 点で縮尺を合わせることもできます。
- 属性取得
クリックした図形の線色・線種・線幅・レイヤを拾い、これから描く図形の設定にします(文字なら大きさとフォントも)。
編集
メニュー「修正」のコマンドです(ツールパレットの「編集」の欄にも並んでいます)。
- 選ぶ・消す クリック/ドラッグで囲む/Delete
- 移動・複写
移動と複写は 1 つのコマンドです。倍率を指定して拡大・縮小もできます。
- 配列複写・回転・ミラー
- 複線
選んだ図形を、指定した間隔で平行に複写します。
- コーナー・面取り
面取りは角面と丸面を選べます。
- トリム・伸縮・部分消し・分割
- 中心線・包絡
- 計測 修正 > 計測
距離・面積・角度を測ります。
- コピー・貼り付け ⌘C/⌘V/同じ位置に貼り付け ⌘⇧V
コピーした図形は、Keynote や Word などにもそのまま図として貼り付けられます。
まとめる(グループ・ブロック・図形)
複数の図形を 1 つに扱う方法と、部品の使い回しです。
- グループ化・ブロック化 ⌘G/解除・分解 ⌘⇧G
グループは束ねるだけで、中身はそのまま編集できます。ブロックは名前を付けて形を共有し、同じ部品をあちこちに置く用途に向きます。.jww に保存すると、グループもブロックとして記録されます。
- ブロックの中身を直す ダブルクリック
編集を終えると、同じブロックのすべての配置に反映されます(⌘⏎ で終了、⌥⌘⏎ で取り消し)。
- 図形ライブラリ 作図 > 図形ライブラリ…(⌘⇧L)
図形ファイル(.jws)のフォルダを登録し、部品として図面に置けます。登録したフォルダには書き込みません。
レイヤと縮尺
図面の整理と、縮尺の考え方です。
- レイヤ 右パネル(表示 > 右パネル)
16 のグループと、それぞれ 16 のレイヤで図形を分けます。書き込み先・表示・表示のみ(編集しない)を切り替えられます。
- 縮尺
縮尺はグループごとに持ちます。長さは実寸で入力し、用紙には縮尺で縮めて描かれます。
ファイル
開く・保存する・テンプレートと自動保存です。
- 開く ファイル > 開く…(⌘O)
.jww(Ver.2.20 以降)・.dxf・.jws を開けます。対応範囲の詳細は サポート の対応状況をご覧ください。
- 保存する ⌘S/別名で保存 ⌘⇧S
.jww は JWW 形式のまま保存します。Olme が解釈しない設定の領域も、そのまま保持して書き戻します。
- テンプレート ファイル > テンプレートから新規…(⌘⇧N)
図枠などを用意した図面から始められます。いまの図面を「テンプレートとして保存…」で登録することもできます。
- 自動保存と復元 設定 > 自動保存/ファイル > 自動保存から復元…
出力(プリント・PDF・画像・変換)
紙や PDF にする「出力」と、別の形式へ渡す「変換」の 2 系統があります。
- プリント・PDF・画像 ファイル > 出力 > プリント…(⌘P)・PDF 書き出し…(⌘⇧P)・PNG / JPEG 書き出し…
出力の画面で、用紙枠や「任意範囲を追加」で囲んだ範囲をページとして並べ、同じページをプリント・複数ページの PDF・連番の画像のどれへでも出せます。倍率 100% が縮尺どおりの原寸です。カラーとグレーを切り替えられます。
- SVG・DXF へ変換 ファイル > 出力 > SVG へ変換して書き出し…・DXF へ変換して書き出し…
図面のデータ全体を別の形式へ変換します(範囲の指定はありません)。
設定
設定は ⌘, で開きます。
- この図面の設定・アプリ全体の設定
各タブの上に、どちらの設定かを表示しています。「この図面の設定」はファイルに保存され、図面を渡した相手にも同じ見た目になります。
- 適用・元に戻す
変更は入力した時点で画面に反映されます。「適用」で確定し、それまでは「元に戻す」で取り消せます。
- 既定 設定 > 色・線幅/文字/寸法 の「この図面の設定を既定にする…」
いまの図面の設定を、新規図面(⌘N)の既定にできます。
- 環境設定ファイルの読み込み 設定 > JWF 連携
環境設定ファイル(jw_win.JWF)から設定を読み込めます。
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Olme は、.jwwファイルをそのまま開いて編集し、.jwwのまま保存して返せるmacOSネイティブ2D CADです。現在リリース準備中(2026年公開予定)で、公開時は7日間の無料お試しからご利用いただけます。公開時のお知らせは、メールアドレスのご登録で受け取れます。